4K8K放送開始までの準備

4K・8K放送はいつから放送されるのか?

総務省が示すロードマップによると4K・8Kの本放送は2018年から開始されると掲載されています。(試験放送は以前から放送されています。)

その2年後には東京オリンピックですので、みなさんもテレビにくぎ付けになるのではないでしょうか?
4K放送を見るための準備としては最後の方にて記載します。


また2017年1月に本放送を行う放送事業者も認定されています。

○BSの4K放送
NHK、(株)ビーエス朝日、(株)BSジャパン、(株)BS-TBS、(株)BS日本、(株)ビーエスフジ、SCサテライト放送(株)、(株)QVCサテライト、(株)東北新社、(株)WOWOW


○110度CSの4K放送
(株)スカパー・エンターテイメント(チャンネル数8)



【BSアンテナの違い】


現在使われているBSアンテナは右回転する右旋円偏波といわれる電波で受信していますが、本放送開始時には、新しく左回転する左旋円偏波が新しく開始されます。簡単に言えば今までの電波と全く違う電波となります。

これらの放送を充実させるためには、対応したBSアンテナを交換する必要があります。

総務省が制作した動画がありますので、下記を参照してください。
(説明に難しい部分があります。)

○4K・8K放送の紹介
https://www.youtube.com/watch?v=VtIzNo5Hhmg&feature=youtu.be

○4K・8K放送を視聴するために
https://www.youtube.com/watch?v=_wnv1Btcbrg&feature=youtu.be

○4K・8K放送を適切に受信するために
https://www.youtube.com/watch?v=0IG6w1EiZhE&feature=youtu.be



【家庭で4K放送を見るには】

初めに全ての放送(2K・4K・8K)を視聴する前提で書いていきます。

4K放送を見るためには、「4Kテレビ」または「4K対応テレビ+4Kチューナー」、BSアンテナが必要になってきます。

ここで、4K対応テレビと4Kテレビの決定的な違いはというと、4K放送をテレビ本体で受信可能かどうか。

4K対応テレビは本体で4K放送を受信できないため、別途4Kチューナー機器が必要になります。

今販売されているほとんどのテレビが4K対応テレビですので、ご注意ください。


また、見落としがちなのが、ご家庭でブースターや分配器、テレビ端子や分波器なども4K対応のものに交換するひつようがあります。

これらの部材を一度に全て替えようとすると結構な金額になりますので、徐々に新しくしていくことをおすすめします。


分からない点などがあればお気軽にコマツ電気までご連絡ください。

2017年06月03日|ブログ:豆知識